昭和3年~平成11年(1928~1999):旧満州撫順に生まれる。終戦後は父の郷里である金沢に移り、大学入学で上京するまで同地で過ごす。日展、現代工芸美術展、現代人形美術展等で活躍。精巧な木彫に繊細な彩色を施した、すらりとした優美な姿の女性像を特徴とする。佐藤忠良に師事し、確かな造形力に裏付けられた作品は、揺るぎない存在感を放っている。