松本佐平マツモトサヘイ

嘉永4~大正7:小松に生まれる。父は蓮代寺窯を開いた松屋菊三郎で、父より陶法を学ぶ。洋絵具を用いるなど絵具を工夫・改良し、ドイツ・イギリスの磁器着画についての研究を進め、常に創意と時流に乗った作品を制作した。内外の博覧会に出品、受賞を重ね、欧米諸国を視察して輸出に力を入れた。九谷焼の振興、近代化に大きく貢献した。