脇田 和ワキタカズ

明治41~平成17 :東京都生まれ。祖父の代までは加賀藩上級藩士として金沢に居を構えていた。大正12年ベルリンに留学。ベルリン国立美術大学に学ぶ。昭和5年帰国。8年光風会展光風会賞、会友となる。11年新制作協会の結成に加わる。戦後、ベニス・ビエンナーレなど国際展に数多く出品。平成3年軽井沢脇田美術館開館。10年文化功労者となる。子供や鳥を主題とする洗練された抒情性を示す作品で知られる。