銅器会社ドウキガイシャ

明治10年~25年(1877~92):廃藩置県により経済的に貧窮していた金工職人の失業対策として、明治10年に長谷川準也らにより設立された。当時の加賀象嵌の伝統的な技術を有する優秀な職人50余人を集めて、主としてアメリカなどを中心とする輸出用の装飾品を制作した。15年に金沢銅器会社と改め、明治25年頃に解散したものと思われる。