鳥文斎栄之チョウブンサイエイシ

天明後から没年まで活躍。細田栄之とも呼ばれる。幕府の奥絵師・狩野栄川院典信に絵を学ぶ。喜多川歌麿(きたがわ・うたまろ)と並び称される1780~1800年頃を代表する美人画絵師。旗本(武士)という異色の出自を持ち、その影響か優雅で上品・洗練された美人画で人気を博した。