紺谷 力コンタニツトム

昭和16年~令和3年:金沢市に生まれる。下口宗美に師事し、木彫、桐塑など人形の基本を学び、特に塑造彩色技法についての工夫を重ねる。53年(1978)日本伝統工芸展で初入選。近年は伝統行事に取材した作品を手がけるなど、人形だけが持つ表情や所作を通して、日本人の心の原点とでもいうべきものを追求しながら創作活動を続けている。日本工芸会正会員。