小堀宗中コボリソウチュウ

天明 6~慶応 3:遠州茶道宗家八世。六世正寿の子。名は正保・正広ついで正優と改めた。号は宗中、和翁、大建庵など。幕臣として引き立てられ、小堀本家を再興する。定家流の書をよくし、狩野派の画家との画賛の掛物なども多い。また『茶道四祖伝書』を編纂する。茶家小堀家中興の祖。加賀前田家にも出入りしていたようである。