柴田是真シバタゼシン

文化4~明治24:江戸に生まれる。順蔵と通称し、對柳居と号する。文化14年古満寛哉に入門、蒔絵を学ぶ。文政5年鈴木南嶺に入門、絵画を学び、天保元年京都の岡本豊彦に師事する。明治6年ウィーン万国博覧会での進歩賞牌など、内外の博覧会で活躍する。青銅塗など多彩な技法を考案する一方、多くの門弟を育てる。明治23年帝室技芸員となる。