田辺栄次郎タナベエイジロウ

明治43~平成10:羽咋郡押水町に生まれる。昭和4年石川師範学校を卒業し、37年まで金沢市内の小中学校に勤務する。12年第24回二科展に初入選、22年第1回二紀展に招待出品。32年第3回一陽展に出品。このころ抽象の作品を手がける。42年以降は現在の作風となり、生活の臭い、血のぬくもりを感じさせる風景画を描く。一陽会委員。平成10年没。