加賀藩細工所かがはんさいくしょ

加賀藩直営の工芸製作所。五代藩主前田綱紀のときに、それまでの武具の補修にとどまらない工芸制作工場として整備される。その内容は蒔絵や象嵌をはじめとして工芸のほぼ全分野を網羅し、かつ高い技術水準を誇るもので、今日の工芸王国石川の礎となるものである。