幸阿弥長玄こうあみちょうげん

元亀3年-慶長12年(1572-1607)、桃山時代の蒔絵師。幸阿弥家は室町時代から江戸時代にかけて、代々将軍家の御用蒔絵師を勤め、天皇の即位調度、将軍家や諸大名の調度を制作する。 長玄は幸阿弥家第七代長晏の弟で、織部棚の創始者として知られる。