厚貝あつがい

螺鈿に使用される貝の一種で、鮑貝、白蝶貝、夜行貝などを磨り減らしたもの。 その厚さは百枚重ねを一単位として四寸(132㍉)程度で、一方で二分五厘(8,25㍉)のものを薄貝といい、ユキノカサ科の皿型巻貝が用いられ、青貝とも呼ばれる。