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新春優品選 2022年1月4日(火) ― 2022年1月16日(日)

概要

新春優品選

 本展示は古美術、近現代工芸、絵画・彫刻の各分野から、新春にふさわしいコレクションを選りすぐり、新年に来館されるお客様にハレの当館コレクションを堪能していただくものです。
 日本では2000年以上も続く農耕文化も影響し、数え切れないほど多くの年中行事が生まれました。年中行事という言葉自体も1000年以上の歴史を持つといわれています。中でも、日本の津々浦々で日を違えず一斉に「おめでとう」と言い合える年中行事がお正月です。これまでも当館では、このめでたき年中行事に合わせたコレクション展示を行ってきましたが、季節感のある展示は正月に限ったことではありません。例えば、藩祖前田利家公の金沢城入城を記念する百万石まつりに合わせて開催する特集「甲冑と陣羽織」も、当館においては年中行事のようなものです。また文化財保護強調週間の11月にあわせて行う「石川の文化財」や、四季折々の「優品選」など、季節感ある展示が当館の特色といえるかもしれません。
 さて、お正月の晴れがましい雰囲気に合わせて各分野からコレクションを紹介しましょう。まず第8展示室の古美術からは、江戸後期に活躍した加賀藩御用絵師である佐々木泉景筆《松竹梅寿老図》です。狩野派の筆致から生み出される、確かな画格に浸っていただきたい逸品です。
 同じく第8展示室から人間国宝 木村雨山《友禅赤地吉祥文振袖》を紹介します。赤地に一面、吉祥文を埋め尽くした晴れ着です。長寿・子孫繁栄の象徴とされ「不死」の意味もあてる「藤」、豊作と繁栄の象徴「雀」、魔除けの意味を持つ「花菖蒲」など一つ一つの意匠が愛らしく表現されています。
 第9展示室は近現代の絵画・彫刻から構成しました。晝間弘の木彫《猩々》を紹介しましょう。ここでの猩々(しょうじょう)は能の演目から取材したもので、晝間は同じテーマの作品を複数制作しています。本作では酒に酔い、舞い戯れる猩々を、抑えた色調と動きで表現しています。また日本画では、新年の干支である「寅」にちなみ、木島櫻谷の佳作《咆哮》を展示するほか、新年を神仏への祈りから出発する風習に因み、仏画を複数展示します。中でも村上華岳《観世音菩薩》は、当館での初出品になります。

展示作品リストはこちら

開催日時

2022年1月4日(火) ― 2022年1月16日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第8展示室、第9展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料

290円

*2階コレクション展の料金で本展も観覧可能です。

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

木村雨山《友禅赤地吉祥文振袖》
木村雨山《友禅赤地吉祥文振袖》きむらうざん ゆうぜんあかじきっしょうもんふりそで
晝間弘《猩々》
晝間弘《猩々》ひるまひろし しょうじょう
村上華岳《観世音菩薩》(部分)
村上華岳《観世音菩薩》(部分)むらかみかがく かんぜおんぼさつ

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