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加賀文化の粋 後期 古美術 2016年4月23日(土) ― 2016年5月15日(日)

概要

加賀文化の粋 後期

今回は、加賀文化をより広い視点から概観したいと思います。幕藩体制の中で前田家が打ち出した、文化による地域の独自性の表明は、明治維新から今日に至る石川県や金沢市の在り方を強く方向づけました。美術工芸の分野に目を向けると、明治維新により旧藩に依存していた御用職人や町職人は失業しました。そこで彼らの救済と工芸技術の保存を目的とした開拓所が設置され、その活動はやがて石川県勧業試験場、石川県勧業博物館に引き継がれ、美術工芸の発展と、人材の育成が図られました。そして万国博覧会の時代を見据えた輸出振興策によって生産基盤が整備され、金沢工業学校の創立とあいまって今日の「工芸王国」の基礎が築かれました。さらに能楽や茶の湯も振興し、洗練された美意識が美術工芸の技術を支えるという美の好循環が生まれました。
そして、一八七三年の尾山神社創建を契機として、百万石文化の基礎を築いた藩祖・前田利家を再評価する機運が高まり「加賀百万石」は、ある種の憧れを喚起する響きをもって当地のイメージを形成していきました。
さらに当地の歴史と伝統への自負は、幕末から明治時代初期に一旦流出した美術工芸品の個人による買い戻や、当地には直接関わりがない名品の収集などの文化活動へと結実し、加賀文化の精神が様々な人々によって主体的に継承されたことを示しています。当館の活動も、このような文化土壌を基盤としているということができます。今回のタイトル「加賀文化の粋(すい)」は、真髄としての優品選との意味ですが、そこに文化の担い手となった人々の思いも感じていただければ幸いです

開催日時

2016年4月23日(土) ― 2016年5月15日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料一般大学生高校生以下65歳以上
個人290円230円無料290円
団体290円230円無料290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉保健手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

伝 清水九兵衛《蒔絵和歌の浦図見台》県文
伝 清水九兵衛《蒔絵和歌の浦図見台》県文でん しみずくへえ まきえわかのうらずけんだい

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作品一覧

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