Loading
画面を読み込んでいます

展覧会/イベントExhibitions/Events

終了 展覧会

コレクション展 茶道美術名品選Ⅱ 2017年4月20日(木) ― 2017年5月28日(日)

概要

茶道美術名品選Ⅱ

 今回は、展示作品の取り合わせをご紹介します。室町時代以降、茶道具の評価には生産地が重要な意味を持ちました。そこで本展の大まかな取り合わせも唐物、高麗物、和物、和蘭陀となっています。唐物からは《古銅柑子口花入》や千利休所持と伝わる《青貝福禄寿香合》、前田家伝来の《黄天目》などを選びました。高麗物は共に県文に指定されている《青井戸茶碗 銘宝樹庵》、《粉引茶碗 銘楚白》を筆頭に、《小井戸茶碗 銘玉兎》、《熊川茶碗 銘沢辺》などが続きます。
 そして、唐物、高麗物に匹敵する美意識の発露となったのが和物でした。今回は、利休の美意識のみならず、その生き様をも象徴するものと言っても過言ではない《黒楽茶碗 銘北野》長次郎作が展示されていることから、利休の高弟・古田織部や千家三代の宗旦の茶杓、花入を合わせました。さらに利休と長次郎のつながりから、楽家という観点で取り合わせてみました。まず作陶を通じて楽家と親密な間柄だった本阿弥光悦に注目し、《古今集巻第十八》(本阿弥切)や書状、《赤楽茶碗 銘山科》などを選びました。
 加賀藩五代藩主・前田綱紀に茶堂茶具奉行として仕官した裏千家四代の仙叟宗室は、楽家四代・一入の弟子であった土師長左衛門を茶碗造り師として同道し、金沢を代表するやきものである大樋焼が誕生します。そこで今回は、初代大樋長左衛門の県文《飴釉烏香炉》、《飴釉獅子香炉》などのほか、仙叟好みとして加賀藩の御用釜師・初代宮崎寒雉の県文《葫蘆様釜》(天徳院蔵)ほかを合わせました。
 江戸時代にはいると、「侘び」から「綺麗さび」へと美意識が転換してゆきます。その美意識を具現したのが野々村仁清でした。別室の「雉香炉」に合わせて、重文《色絵梅花図平水指》にも改めてご注目いただきたいと思います。そして、「綺麗さび」の延長に県文《和蘭陀白雁香合》を合わせてみました。

開催日時

2017年4月20日(木) ― 2017年5月28日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

野々村仁清《色絵梅花図平水指》重要文化財
野々村仁清《色絵梅花図平水指》重要文化財ののむらにんせい いろえばいかずひらみずさし

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

ページの最上部へ