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展覧会/イベントExhibitions/Events

終了 展覧会

前田育徳会尊經閣文庫分館 前田家の名宝Ⅰ 2017年7月13日(木) ― 2017年8月27日(日)

概要

 今回から二期にわたって、前田家の名宝を国宝《万葉集(金沢万葉)》と、国宝《土佐日記》を中心に紹介します。展示の名称に「加賀藩」がないのは、Ⅰ期で紹介する重文《馬郎婦観音像》を入手したのが加賀藩主ではなく、前田家16代利為だったことによります。この作品は、加賀藩5代藩主・前田綱紀の文化政策に深く共感し、財団の設立など新しい時代にふさわしい形で藩主の思いを具体化した利為が収集した美術品の中でも注目されるものの一つです。観世音菩薩が美女に変化し、『法華経』をよく読誦する者に嫁すると条件を付け、馬氏の息子がそれを満たしたという中国・唐時代の説話をもとに、たおやかな女性像として描かれており、その点が筆者を李龍眠と伝えるゆえんと考えられます。
 今回の白眉といえる国宝《万葉集(金沢万葉)》は、流麗な筆跡と華麗な料紙とともに、王朝文化の粋を良く伝える名品として高く評価されてきました。加賀藩主・前田家に伝来したことから、「金沢万葉」と呼ばれています。前田家には当初巻第三、巻第六の断簡の他に巻第二、巻第四も所蔵されており、これらを一帖に装幀したものが1910年、明治天皇の東京・本郷の前田邸行幸の際に献上されました。本作は、この献上を記念して手許に残した巻第三の断簡二紙と巻第六の断簡五紙を一帖としたものです。料紙の文様の中には、《三十六人家集》(国宝、西本願寺蔵)などと共通するものもあることから、制作年代は平安時代末、12世紀と考えることができます。

開催日時

2017年7月13日(木) ― 2017年8月27日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

作品一覧

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