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終了 展覧会

特別陳列 前田家の名宝Ⅱ 2017年8月31日(木) ― 2017年10月2日(月)

概要

 「前田家の名宝」Ⅱ期では、国宝《土佐日記》を展示します。本作は、紀貫之の『土佐日記』を、文暦2年(1235)に藤原定家が書写したものです。当時、京都蓮華王院(本堂が三十三間堂)の宝蔵には貫之の自筆本『土佐日記』が伝わっており、それをもとに定家が手写しました。奥書の前に、定家が貫之の筆跡をまねた臨模の部分があり、これにより今は伝わらない貫之自筆本の内容復元が可能となるという意味でも、本作は仮名や書蹟の歴史研究上で貴重な資料といえます。
 綴葉装(てっちょうそう)による枡形本の体裁で、表紙には名物裂の「富田金襴」を用い、見返しは金銀の型摺で籬に夕顔の図があしらわれています。伝来については詳しくわかっていませんが、江戸時代に入って連歌師の玄珍が所持していたものを、前田利常が所望して入手したようです。寛永6年(1629)の将軍徳川家光・前将軍徳川秀忠の本郷邸御成の際には、本作が屋敷二階の書院に飾られました。
 その他今回は、Ⅰ期の周文に替わり雪舟筆と伝えられる重文《四季花鳥図》を、中国・明時代の画家、王若水の《花鳥図》とともに展示します。雪舟は、中国の大画面による花鳥画に影響を受けたと指摘されていますが、たとえばこの両者の鶴の描写には共通する点があるようです。また重文《餝太刀(かざりたち)》も、平安時代後期の工芸技巧を駆使した名品として改めてご注目いただきたい一口です

開催日時

2017年8月31日(木) ― 2017年10月2日(月)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

作品一覧

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