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特別陳列 北陸ゆかりの画聖Ⅱ 2017年8月31日(木) ― 2017年10月2日(月)

概要

北陸ゆかりの画聖Ⅱ

 「北陸ゆかりの画聖」Ⅱ期では、久隅守景、岸駒そして佐々木泉景を取り上げます。このうち守景はⅠ期に続いてとなりますが、Ⅱ期では《猿廻し図》と県文《四季耕作図》を展示します。《猿廻し図》は、室町時代以降の狩野派による「四季耕作図」で冬から春の場面にしばしば描かれてきたものを継承して、正月の掛物として単独に描いたものです。小品ながら、「雪舟に伯仲する」とまで高く評価された守景の水墨画の技量が遺憾なく発揮されています。また《四季耕作図》は、中国風俗による一連の制作の最終段階に位置付けられるものです。画面に注目すると、農具の描写は無頓着なうえに、禅の祖師像のパロディーかと思われる人物が描かれるなど、守景の遊び心があふれています。ここから、自然と一体となって生きることが究極の智慧であり、喜びであるとする守景晩年の名作に共通した思想を読み解くことができます。
 続く岸駒では、《兎福寿草図》と県文《伯陽図》、県文《虎図》を展示します。まず《兎福寿草図》は京都に上って間もない1782年の作で、画中に中国・明時代の花鳥画家、呂紀の筆法に倣うと自ら記しています。恐らく岸駒は京都で成功するには、室町時代から広く愛好されてきた画家の筆法にも精通していなければならないと考えたのでしょう。そうした努力の成果が認められる作品です。そして《伯陽図》は、「越前守岸駒」の落款から1837年から没年となる1838年に描かれたことがわかります。90歳になろうとする年齢で、大画面を手掛けることは容易ではなかったと思われますが、それまでの画風とは異なる、達観した境地が感じられます。

開催日時

2017年8月31日(木) ― 2017年10月2日(月)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

 

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

岸駒《兎福寿草図》
岸駒《兎福寿草図》がんく うさぎふくじゅそうず

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作品一覧

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