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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで18日 展覧会

特別陳列 高橋介州と加賀象嵌のあゆみ 近現代工芸 2017年10月6日(金) ― 2017年11月7日(火)

概要

高橋介州と加賀象嵌のあゆみ

 明治38年、金沢に生まれた高橋介州は、大正13年、県外派遣実業練習生の第1回生として東京美術学校(現東京藝術大学)の聴講生となります。この時の実習生には他に、漆工の小松芳光や染織の成竹登茂男がいました。東京では金工家の海野清に師事し、金工を基礎から学びました。昭和4年には金沢市産業課の金属業界指導員になると同時に教師として職に就き、同年第10回帝展に初入選、以来新文展、日展に旺盛に出品します。16年には石川県工芸指導所所長に着任し、戦中の厳しい情勢の中、県内の工芸保護に尽力しました。戦後は石川県美術文化協会理事長や当館の前身である石川県美術館の館長をつとめ、県内工芸界をリードしながら、失われつつあった加賀象嵌の技術伝承に刻苦します。57年には加賀象嵌で石川県指定無形文化財保持者に認定されました。
 高橋の作品は、加賀象嵌の伝統をふまえた平象嵌の端正かつ精緻な仕上げと、無駄のない洗練されたデザインが特徴です。時代に即した伝統の再構築を果たしているといえるでしょう。         
 本展は平成16年の逝去から初めての特別陳列です。高橋の作品を20点陳列し、そのわざをご覧いただくとともに、石川県の工芸界の指導者としての足跡も振り返りたいと思います。
 さらに、高橋に師事し、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった中川衛をはじめとし、県内で活躍する作家たちの作品もあわせてご紹介します。藩政期から受け継がれつつ、現在もなお展開していく加賀象嵌の魅力を、どうぞお楽しみください。

開催日時

2017年10月6日(金) ― 2017年11月7日(火)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第5展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

高橋介州《加賀象嵌孔雀香炉》
高橋介州《加賀象嵌孔雀香炉》たかはしかいしゅう かがぞうがんくじゃくこうろ
高橋介州《象嵌雉香炉》石川県七尾美術館(池田コレクション)蔵
高橋介州《象嵌雉香炉》石川県七尾美術館(池田コレクション)蔵たかはしかいしゅう ぞうがんきじこうろ
高橋介州《加賀象嵌馬置物》金沢市立中村記念美術館蔵
高橋介州《加賀象嵌馬置物》金沢市立中村記念美術館蔵たかはしかいしゅう かがぞうがんうまおきもの
勝国《銀象嵌水車文鐙 銘加州住勝國作》
勝国《銀象嵌水車文鐙 銘加州住勝國作》かつくに ぎんぞうがんすいしゃもんあぶみ めいかしゅうじゅうかつくにさく
八代水野源六《金銀象嵌雪に鷹図香炉》
八代水野源六《金銀象嵌雪に鷹図香炉》はちだいみずのげんろく きんぎんぞうがんゆきにたかずこうろ
米沢弘安《金銀象嵌鴛鴦香炉》
米沢弘安《金銀象嵌鴛鴦香炉》よねざわひろやす きんぎんぞうがんおしどりこうろ

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

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