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展覧会
第64回 日本伝統工芸展金沢展 2017年10月27日(金) ― 2017年11月5日(日)
概要
我が国は、四季の気候条件に恵まれ、多様な自然環境を形成し、またその中で各地の風土に根ざした工芸品を生み出し、世界に誇る伝統工芸の盛んな国として知られています。
本展は、この優れた伝統技術の保護と後継者の育成、ならびに伝統工芸に対する普及を目的として開催しているもので、文化財保護法の趣旨にそって昭和29年に第1回展を開いてから、今年で64回を数えます。
今回は、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門の入選作品621点の内から、重要無形文化財保持者(人間国宝)や受賞者等の秀作、地元北陸の作家を中心とした入選作品など348点を展示します。伝統工芸の最高水準の公募展からは、時を越えて伝えられるべき傑作の数々が毎年輩出されています。この機会に、どうぞご鑑賞ください。
講演会「金工の世界と私の仕事」
講師:大角幸枝 氏(重要無形文化財「彫金」保持者)
日時:10月29日(日)13:30~
会場:石川県立美術館ホール、聴講無料、予約不要
展示作品解説
日時 | 11:00~ | 13:30~ |
10/28(土) |
《染織》毎田健治 | 《陶芸》田島正仁 |
10/29(日) | 《金工》大澤光民 | 講演会 |
10/30(月) | 《陶芸》中田一於 | 《木竹工》林 哲三 |
10/31(火) | 《人形》紺谷 力 | 《陶芸》武腰 潤 |
11/1(水) | 《染織》二塚長生 | 《木竹工》川北浩彦 |
11/2(木) | ―― | ―― |
11/3(金・祝) | 《木竹工》川北良造 | 《漆芸》山岸一男 |
11/4(土) | 《金工》中川 衛 | 《漆芸》小森邦衞 |
11/5(日) | 《漆芸》中野孝一 | 金沢美術工芸大学教授 山崎 剛 |
開催日時
2017年10月27日(金) ― 2017年11月5日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)ただし最終日は17:00まで(最終入場16:30)
会期中無休
会場
第7展示室、第8展示室、第9展示室
観覧料
観覧料 | 一般 | 大学生 | 高校生以下 |
---|---|---|---|
個人 | 600円 | 400円 | 無料 |
団体 | 500円 | 300円 | 無料 |
※団体は20名以上。県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
関連団体・企業
主催 | 石川県教育委員会、日本放送協会金沢放送局、朝日新聞社、北國新聞社、日本工芸会 |
---|---|
後援 | 富山県教育委員会、福井県教育委員会 |
作品紹介
- 日本工芸会奨励賞《蒔絵六角箱「瀑布」》大門裕二(石川)
- 日本工芸会奨励賞《蒔絵六角箱「瀑布」》大門裕二(石川)にほんこうげいかいしょうれいしょう まきえろっかくばこばくふ おおかどゆうじ
- 高松宮記念賞《半紗織着物「春の川」》山下郁子(富山)
- 高松宮記念賞《半紗織着物「春の川」》山下郁子(富山)たかまつのみやきねんしょう はんしゃおりきものはるのかわ やましたいくこ
- 日本工芸会総裁賞《乾漆箱「流れる」》奥井美奈(神奈川)
- 日本工芸会総裁賞《乾漆箱「流れる」》奥井美奈(神奈川)にほんこうげいかいそうさいしょう かんしつばこながれる おくいみな
- 文部科学大臣賞《硝子絹糸紋平鉢「一雫」》安達征良(千葉)
- 文部科学大臣賞《硝子絹糸紋平鉢「一雫」》安達征良(千葉)もんぶかがくだいじんしょう がらすきぬいともんひらばちひとしずく あだちまさお
- 東京都知事賞《白器「ダイ/台」》和田的(千葉)
- 東京都知事賞《白器「ダイ/台」》和田的(千葉)とうきょうとちじしょう はっきだいだい わだあきら
- NHK会長賞《欅造鉢》髙月國光(岡山)
- NHK会長賞《欅造鉢》髙月國光(岡山)えぬえいちけーかいちょうしょう けやきづくりはち たかつきくにみつ
- 朝日新聞社賞《透網代花籠「清閑」》河野祥篁(大分)
- 朝日新聞社賞《透網代花籠「清閑」》河野祥篁(大分)あさひしんぶんしゃしょう すかしあじろはなかごせいかん かわのしょうこう
- 日本工芸会会長賞《彩泥線紋大鉢》宇佐美成治(栃木)
- 日本工芸会会長賞《彩泥線紋大鉢》宇佐美成治(栃木)にほんこうげおいかいかいちょうしょう さいでいせんもんおおはち うさみせいじ
- 日本工芸会保持者賞《芦辺姥口釜》角谷勇圭(大阪)
- 日本工芸会保持者賞《芦辺姥口釜》角谷勇圭(大阪)にほんこうげいかいほじしゃしょう あしべうばぐちかま かくたにゆうけい
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