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終了 展覧会

コレクション展 明治の工芸 近現代工芸 2018年2月9日(金) ― 2018年3月21日(水)

概要

 江戸時代まで受け継がれてきた伝統的な美術工芸は、武家社会の崩壊とともに製作する職人たちも減少しました。これらの優れた技術が失われる危機に直面していた頃、明治政府は富国強兵をベースとした、欧米諸国への対応として殖産興業の政策を執り、輸出品としての美術工芸品制作を奨励しました。
 明治時代に作られた美術工芸作品がジャンルを問わず、比較的サイズが大きく、隙間を埋め尽くすように豪華な装飾が施されたものが多く見られるのは、欧米諸国を中心とした海外への輸出を目的としていたことによります。室内装飾品として欧米の建築物にふさわしい大きさで、分かりやすい日本的モチーフをあしらった作品が、とりわけ初期の内国博覧会、万国博覧会に出品され、高い評価を受けています。
 今回展示する作品の一つ、九谷庄三の《色絵金彩八仙人花鳥図大花瓶》は高さが57.5センチもの大きな花器です。東洋のエキゾチシズムをやや過剰に意識した、八人の仙人が集う様子と、華麗な花と孔雀の図柄を前後に描いています。日本の家屋には不釣り合いなこの大きさ、さらに二点対であることから、西洋の様式を考慮して作られたことが分かります。赤絵の細書に色絵と豪華な金彩を施す技法は「庄三風」と呼ばれ、高く評価されました。
 本作をはじめとする、明治時代に作られた陶芸や漆芸、金工の作品を紹介します。名工たちの巧みな技術をご堪能ください。

開催日時

2018年2月9日(金) ― 2018年3月21日(水)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

山田宗美《鉄打出鳩置物》
山田宗美《鉄打出鳩置物》やまだそうび てつうちだしはとおきもの

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

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