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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで14日 展覧会

前田育徳会尊經閣分館 前田家の名宝 古美術 2018年7月27日(金) ― 2018年8月28日(火)

概要

 今回の特別陳列では、国宝《広田社二十九番歌合》三巻のうちの下巻(題「述懐」)すべてを展示する点にまずご注目いただきたいと思います。『広田社二十九番歌合は承安二年(1172)』十二月、平安時代後期の歌人道因(藤原敦頼)が撰歌・結番したものに、歌人藤原俊成が加判した後、能書家藤原実家が清書を行い、摂津国広田社に奉納された歌合です。成立の背景は、二年前に道因が勧進・奉納した『住吉社歌合』に感銘を受けた広田社の神が、同様の歌合を自分も欲しいと道因に夢で告げたためといわれています。このときの加判原本と清書本は現存せず、判者の俊成が原本から転写した自筆の手控本が本作です。当時俊成は五十九歳で、本作は年紀が明確な俊成の書風を伝えている点でも貴重な資料です。下巻に貼られた付箋から、冷泉為広(1450~1526)がかつて所持していたことがわかり、前田家の所蔵となったのは、加賀藩三代藩主・利常の時代のようです。
 また今回は、前田家に伝来した古筆切のうちの優品28枚を選んで、前田家十六代・利為が昭和十二年(1937)に作らせた重文《手鑑 野辺のみどり》も展示します。「野辺のみどり」という名称は、一枚目の伝紀貫之筆「寸松庵色紙」の「わかせこかころもはるさめふることに のへのみとりそいろまさりける」に由来します。作製の監修には、古筆の第一人者で『源氏物語絵巻』『平家納経』等の文化財複製を行った田中親美があたり、今回はその関連として《厳島納経模本 提婆達多品第十二》も展示します。

開催日時

2018年7月27日(金) ― 2018年8月28日(火)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
また、県立美術館友の会会員、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

作品一覧

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