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コレクション展 江戸の動物画優品選 古美術 2018年7月27日(金) ― 2018年8月28日(火)

概要

 今回は屏風を中心として、江戸時代後半に描かれた動物画の優品を展示します。たとえば猿が、軍事や農耕にとって重要な馬を守護し、災難を退けるものと認識されていたように、動物は吉祥的な意味をもって描かれることが多かったようです。その一方で、織田信長や豊臣秀吉の時代には、虎や唐獅子が権威の象徴として対面空間を飾る画題となりました。
 そして江戸時代の後半になると、博物学的な関心の高まりを受けて、画家は写実的な描写を意識するようになりました。今回展示する円山応挙、岸駒、佐々木泉景の作品には、確かにそのような傾向が認められますが、そこはいずれも個性豊かな画家らしく、単に図鑑の挿図のようには描かず、擬人化や様々な情念の投影が認められます。そこで、兎、猿、虎、鹿などの描かれた動物たちの表情や動作から、絵の中にどのようなストーリーが展開しているのかを楽しく想像してみるという鑑賞法はいかがでしょうか。夏休みのこの時期、ご家族で一つの作品について意見を交換し合うのもおもしろいと思います。
 さらに、応挙と岸駒、岸駒と泉景の間にはライバル意識もあったようです。特に岸駒は金沢から京都に上り長年にわたり苦労をしますが、やがて有栖川宮家の評価を獲得し、京都画壇で揺るぎない地位を確立します。当然そこにはかつて学んだ応挙一門との確執も生じたことでしょう。そして岸駒は、1809年に金沢城二の丸御殿障壁画制作で泉景と筆を競っています。

開催日時

2018年7月27日(金) ― 2018年8月28日(火)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
また、県立美術館友の会会員、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

岸駒《兎福寿草図》
岸駒《兎福寿草図》がんく うさぎふくじゅそうず

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

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