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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで26日 展覧会

前田育徳会尊經閣文庫分館 加賀藩の美術工芸Ⅰ 古美術 2018年9月1日(土) ― 2018年10月14日(日)

概要

 今回の特別陳列では、国宝《十五番歌合》伝藤原公任筆を全巻展示します。本作は、紀貫之・凡河内躬恒から柿本人麻呂・山部赤人まで歌仙三十人の秀歌を一首ずつ選び、左右に番えた歌合です。撰者は平安時代中期の公卿・歌人である藤原公任(966~1041)とされ、成立時期は寛弘五年(1008)から翌六年にかけてと推定されています。公任はこれに次いでもう一つ「十五番歌合」を撰したため、前者を「前十五番歌合」、後者を「後十五番歌合」という場合もあります。
 もとは十五番三十首の完本でしたが、その後古筆収集の流行に伴い切断され、現在はその断簡が十五首分確認されています。のうちの七番紀友則・藤原清正、八番小野小町、九番坂上是則・藤原元真、十番藤原仲文・菅原輔昭、十一番斎宮女御の八首分をもとに、他の二十二首を江戸時代前期の公卿で書家・古筆家でもあった中院通村(1588~1653)が蝋摺や雲母摺文様の倣製唐紙を用いて補写し、一巻に仕立てたのが本作です。 
 さらに今回は、企画展「URUSHI 伝統と革新」に関連して、重文《扇面散蒔絵手箱》も展示します。本作は室町時代16世紀の優品で、昭和12年(1937)に前田家十六代の利為が、金沢出身で漆芸界の第一人者となった松田権六に修復を依頼している点でも注目されます。今回は、松田による修復図面などもあわせて展示しますので、制作活動のみならず、文化財の修復にも尽力した「漆聖」の重要な側面を再認識していただきたいと思います。

開催日時

2018年9月1日(土) ― 2018年10月14日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

作品一覧

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