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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで26日 展覧会

コレクション展 漆の美 古美術 2018年9月1日(土) ― 2018年10月14日(日)

概要

 今回の特集は、企画展「URUSHI 伝統と革新」に関連して、館蔵品、寄託品のなかから中国と日本の漆芸の優品を展示します。宋から明の時代に中国の漆芸は大きな展開をむかえます。そして同じ時期、日本では鎌倉時代から室町時代にかけて禅宗の興隆にともなって中国の文物への関心が高まり、「唐物」を第一とした美の規範が形成されていきます。
 しかしそれは、あくまでも日本の美意識によって選別された唐物であったことを忘れてはなりません。そこで今回は、加賀の古刹大乗寺に伝えられ、使用された屈輪(ぐり)や堆朱などの彫漆作品、また小堀遠州の目利きによって加賀藩主・前田家が入手した螺鈿の盆などから、日本において中国の漆芸がどのように賞玩されたかの一端をご紹介したいと思います。
 そして日本の漆芸では、まず加賀蒔絵のルーツから江戸時代の展開を、五十嵐派と清水九兵衛の作風を意識しながら概観します。加賀蒔絵の特徴のひとつに、精緻な絵画的表現を挙げることができます。今回展示される作品群から、時代が異なる作家たちが、この特徴を底流として独自の創意を模索していたことを知ることができます。
 さらに、五十嵐家と本阿弥家、そして宗達、宗雪を輩出した俵屋の様々なつながりの延長から、県文《蒔絵螺鈿白楽天図硯箱》など尾形光琳の意匠に基づく作品もあわせて展示します。琳派の活動を考えると、近代的な美術や工芸の概念では捉えきれない、日本の造形の本質を改めて認識することができます。

開催日時

2018年9月1日(土) ― 2018年10月14日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

伝清水九兵衛《蒔絵亀図鞍》県文
伝清水九兵衛《蒔絵亀図鞍》県文でんしみずくへえ まきえかめずくら

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作品一覧

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