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コレクション展 彫刻と人 近現代彫刻 2019年2月15日(金) ― 2019年3月21日(木)

概要

 近代日本の彫刻は、人間の動きのワンシーンを切り取り、それをそのまま作品とするものが多くあります。例えば、木村珪二(1904-1971)の《崩壊》は、男性が左手を天高く上げて顔を隠しているその瞬間を作品としています。
 人間彫刻では、特に裸体の場合は躍動感に溢れる肉付きや生き生きとした表情にも注目します。この点、吉田三郎(1889-1962)の男性像は非常によく表現されています。吉田は明治40年(1907)に東京美術学校(現・東京藝術大学)入学後、医療用の人体模型制作のアルバイトをしており、筋肉の付き方や骨格の構造など人体構造を知り尽くしていました。そのため、作品が内側から外側へつくられているとの評判もあります。彼は近代彫刻の父と言われる、オーギュスト・ロダン(1840-1917)の影響を強く受けています。このことは、写実性を追求するだけでなく、作家の個性や内的な精神性を彫刻に込めて表現するという、新しい彫刻の考え方で、吉田は人間を彫刻でそのように表現しているといえるでしょう。
 その他、頭像は近代社会において、個人を顕彰するために制作されたもので、近代日本においても偉人や権力者などの記念碑的な銅像が多く公共空間に設置され、社会に浸透してきました。このような作品は個人として似ているかどうかも大切ですが、その作品の奥にひそむ姿や別の表情を感じ取ってみると、もっと楽しめるかもしれません。
 人と彫刻というテーマで、彫刻作品をお楽しみください。

開催日時

2019年2月15日(金) ― 2019年3月21日(木)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第4展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
また、、県立美術館友の会会員、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

木村珪二《崩壊》
木村珪二《崩壊》きむらけいじ ほうかい

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作品一覧

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