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終了 展覧会

前田育徳会尊經閣文庫分館 名物裂と茶道美術 古美術 2019年3月26日(火) ― 2019年4月15日(月)

概要

 名物裂とは、そのほとんどが中国の宋・元・明・清の時代に製織され、鎌倉・室町時代から江戸時代中期にかけて日本に舶載され、わが国の茶道をはじめ近世文化の成立に重要な貢献をした染織品です。種類は多岐にわたり、金襴・緞子・錦・風通(ふうつう)・印金・紗・絽・間道(かんとう)・モール・更紗などがあります。時代区分としては極古渡(ごくこわたり・14世紀)、古渡(こわたり・15世紀)、中渡(なかわたり・16世紀前半)、後渡(あとわたり・16~17世紀)、新渡(しんわたり・17世紀)とされていますが、実際に極古渡に属するものは非常にまれです。こうした裂地類は舶載の当初は、高僧の袈裟(けさ)や武将の衣服、能装束、あるいは寺社の帳(とばり)や打敷(うちしき)として用いられたもので、茶道の興隆とともに名物茶道具の仕覆や書画の表装裂として、優れた鑑識眼をもつ茶人たちによって賞翫され、今日の「名物裂」が形成されていきました。
 前田家の名物裂は、加賀藩三代藩主・前田利常が1637年に、当時唯一の海外への窓口であった長崎へ家臣を目利きとともに遣わせ、値段もかまわずに買い求めさせたといわれます。それは、今日でも質・量ともに優れたコレクションとして評価されていますが、利常の名物裂収集には、文化アドバイザー・小堀遠州との交流が大きな影響を与えていると考えられます。
 今回は、この名物裂を中心に、《玳皮盞天目茶碗(梅花天目)》や、《古瀬戸茶入 銘孫六》などの茶道美術をあわせて展示します。

開催日時

2019年3月26日(火) ― 2019年4月15日(月)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

現代美術展期間中につき、コレクション展示スペースが縮小しているので、団体料金でご観覧いただけます。
団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
また、県立美術館友の会会員、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

作品一覧

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