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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで16日 展覧会

前田育徳会尊經閣文庫分館 新春優品選 2020年1月4日(土) ― 2020年2月11日(火)

概要

 新しい年が、良き年でありますようにとの願いをこめて、今回は最初に重要文化財《馬郎婦観音》を展示します。『法華経』には、観音(観世音菩薩)はあまねく衆生を救うために、相手に応じて33の姿に変身すると説かれています。本作は、美女に姿を変えた観音の説話によるもので、次のような内容です。唐時代の九世紀、中国のある町に突如美しい女性が現れました。町の若者たちはこぞってこの女性に求婚しますが、女性は3日間で『法華経』全二十八品をそらんずることを条件としました。そして馬家の若者がその条件を満たし、女性を花嫁に迎えることができました。しかし婚礼の夜に花嫁は急死し、悲しみにくれた新郎たちは、花嫁衣装を着せたまま葬りました。数日後老僧が現れ、花嫁を埋葬した場所に案内させます。老僧が棺を開くと、中から金の鎖となった骨が出てきました。そこで老僧は、花嫁となった女性は観音だったことを明かしました。
 「馬郎婦観音」の説話は、宋時代に盛んに絵画化されたようです。いかにも「悟りに至る大きな乗り物」との意味とされる、大乗仏教文化の所産と言うことができます。前田育徳会本は、この説話の要点である女性のたおやかな美しさを見事に表現しており、そのことが、筆者を李龍眠と伝えるゆえんと考えられます。
 今回は、このほかに下村観山の《臨幸画巻(亀)》、横山大観の《秋景》、竹内栖鳳の《鯖ノ図(青花魚)》など大正から昭和初期の日本画の秀作や、中国、日本の近世陶磁器もあわせて展示します。

開催日時

2020年1月4日(土) ― 2020年2月11日(火)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

作品一覧

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