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コレクション展 優品選 近現代絵画・彫刻 2020年2月15日(土) ― 2020年3月19日(木)

概要

 今回、洋画部門では高光一也《鏡の前の裸婦》など、油彩画の秀作を紹介します。油彩絵具の不透明性を生かした独自の筆致による、人物の内面をも写し出すような人物描写は高光絵画の真骨頂であると言えます。また、森本仁平《タンクの多い工場》は、森本が長い教員生活を終えて画業に専念する60歳以降にみられる写実指向の作品です。森本の「通俗であろうと、日常的な視野の中で事実に即した実感としての詩情を大切にしたい」との言葉にみられるように、丹念な描写による広大な空気感と静寂で敬虔な絵画表現が特徴的です。
 彫刻部門では、吉田三郎の作品を中心に紹介します。吉田は学生時代、医療用の人体模型制作のアルバイトをしていたので、筋肉の付き方や骨格の構造などを熟知していました。例えば《雲に漂う》では、生き生きとした躍動感のある肉付きがブロンズで表現されています。
 日本画部門からは、春を待つ季節感をテーマとした作品を紹介します。曲子光男《春雪》には、ようやく春の兆しが訪れた山中に、春の雪が舞う様子が描かれています。また、平桜和正《待春の浜》は海風にじっと耐えて春を待つ浜辺の様子に、作者の来し方が窺えるような作品です。
 版画部門では冬の北陸の風景をイメージし、モノトーンの作品を紹介します。その中でも勝本冨士雄、高橋秀の作品には、「空摺り」の技法が取り入れられています。浮世絵作品にも取り入れられていた「空摺り」は、版木に絵の具を付けずに摺って凹凸をつける技法です。色数を抑えることで画面に立体感を与えられ、インクが付いた紙面の作品とは異なる表情をもつ作品をお楽しみ下さい。

開催日時

2020年2月15日(土) ― 2020年3月19日(木)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第3展示室、第6展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

曲子光男《春雪》
曲子光男《春雪》まげしみつお しゅんせつ

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作品一覧

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