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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで22日 展覧会

琳派 古美術 2020年9月5日(土) ― 2020年10月18日(日)

概要

 琳派は、17世紀初頭に刀剣の鑑定などを家職とする本阿弥光悦が中心となって京都で推進した造形運動を端緒として、後水尾天皇が主導した寛永文化で活躍した俵屋宗達によって表現様式が確立され、光悦、宗達に私淑した尾形光琳によってデザインとしても広く愛好されるようになりました。また、加賀藩三代藩主・前田利常は宗達の後継者、宗雪に重要な仕事を発注し、宗雪とその後継者、喜多川相説は金沢を拠点として作画にあたったと考えられています。こうして琳派ゆかりの地の美術館として、当館は旧館以来、琳派関係の展示に意欲的に取り組んできました。
 《風神雷神図》など宗達や光琳の代表作は、いずれも親しみやすい装飾性に特徴がありますが、構図は極めて入念に計算されています。また今回展示する宗達の《槇檜図》(県文)は厳格な原則によって画面を構成しています。そこで今回は、こうした大らかな表現の背後にある冷徹さが、本阿弥家の家職である刀剣の鑑定に関わる、透徹した観察眼と照応するのではないかとの観点から、鑑定の参考にするために刀剣を写生した重要美術品の《刀絵図》も展示します。作者の本阿弥光徳(15561619)は、桃山から江戸時代前期の刀剣鑑定家で、本阿弥光刹の長男です。本阿弥宗家の九代にあたり、分家の光悦とは従兄弟の関係となります。豊臣秀吉に信任され、慶長の初めごろ刀剣極め所と折紙発行を許可され、その後徳川家康に仕えています。この《刀絵図》には、秀吉の蔵刀四十口が収録されています。
 その他今回は、光悦・宗達の合作とされる《光悦色紙貼交秋草図》(県文)や宗雪の《群鶴図(県文)も展示し、琳派の草創期から加賀における展開を概観します。

開催日時

2020年9月5日(土) ― 2020年10月18日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

県文 《槇檜図》 俵屋宗達
県文 《槇檜図》 俵屋宗達まきひのきず たわらやそうたつ

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作品一覧

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