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終了 展覧会

くらしと風景と 近現代絵画・彫刻 2020年9月5日(土) ― 2020年10月18日(日)

概要

 純粋美術の各分野における「風景」をテーマとした特集展示です。「くらしと風景と」と題し、近現代絵画と彫刻部門から選んだ作品をいくつかご紹介します。
 まず、油彩画からは中村研一《夏庭》を紹介します。中村は東京美術学校西洋画科を卒業し、帝展と日展を舞台に活躍。晩年は初代徳田八十吉から、石川県の伝統工芸である九谷焼の絵付け技法を学びました。九谷五彩と呼ばれる鮮やかな彩色表現を油彩表現に応用することを試み、重厚で風格ある作風を確立します。《夏庭》からは、中村の油彩表現に対する旺盛な探求心が見てとれます。
 彫刻からは吉田三郎《子供群像》を紹介します。この作品は「横浜市水道発展史実紀念台」として制作された作品と同じ原型からつくられています。水瓶を持って遊ぶ子どもたちの姿がほほえましく、腹掛け姿の幼児がみられるなど、制作された1950年代の風俗もうかがえます。山並みのように変化のあるこのかたちは実は、横浜市の水道における供給水量の拡大をあらわしたグラフに対応するようになっています。生き生きとした子どもたちの姿を水道拡張の歴史に見立てるというアイデアに脱帽です。まさに、くらしを反映した作品といえるでしょう。
 日本画では人々の「暮らし」を感じることができる風景画を選んでみました。坂根克介《寄港》にみられる作画傾向は、現代日本の風景を構成的に表現する昭和3040年代に見られた手法であり、時代性を感じさせます。
 その他、佐々木三六の水彩画など、各時代を映しだす風景画の数々をご覧下さい。
展示作品一覧

開催日時

2020年9月5日(土) ― 2020年10月18日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第6展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

吉田三郎《子供群像》
吉田三郎《子供群像》よしださぶろう こどもぐんぞう

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

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