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展覧会/イベントExhibitions/Events

予告 展覧会

各種団体展 第67回 日本伝統工芸展 金沢展 第7・8・9展示室 2020年10月23日(金) ― 2020年11月3日(火)

概要

 我が国は、四季の気候条件に恵まれ、多様な自然環境を形成しています。その中で、各地の風上に根ざした工芸品が生み出され、伝統技術を大切に継承し発展させてきました。日本伝統工芸展は、この優れた伝統技術の保護と後継者の育成、ならびに伝統工芸に対する普及を目的として、毎年開催されるものです。
 日本伝統工芸展は本年で67回目を迎えます。陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸(七宝・ガラス・截金など)の7部門の入選作品564点(遺作1点を含む)の中から、16点の受賞作および重要無形文化財保持者(人間国宝)・特待者・鑑審査委員受賞者の作品、石川・富山・福井の作家の入選作品を含め、約340点を展示します。
 東京都知事賞受賞作《真珠光彩壺》を制作した中田博士は、平成21年に第56回展で新人賞を受賞しており、今回で2度目の受賞となります。優美で緊張感のある姿とこれを際立たせる、真珠光彩の釉薬は当時から注目を浴び、これまでも石川支部展などで入選と受賞を重ねてきました。本作は庭に咲いた大山蓮華から、着想を得て作られたということです。積み重ねてきた技術と、豊かに育まれた感性が花開いた作品と言えるでしょう。
 また金工の村上浩堂作《象嵌花器「連樹」》が奨励賞を受賞しました。木々が並び立つ様子を、色と幅の違う金属の線を交差させて表しています。濃淡数色の線の不規則な重なりが生むゆらぎと、シンプルな形の調和が見事です。人間国宝・中川衛の高弟として、優れた作品を発表してきた村上の、新たな一面が垣間見える作品です。
 今回石川県の入選者は62名、県別の入選者数としては全国一です。本稿で紹介した受賞者以外にも、県内外の工芸作家が受け継がれた技術を研鑽し、作品を発表しています。時を超えた名品が生まれる、伝統工芸最高水準の公募展を、本年度もどうぞお楽しみください。

記念講演会

演題  国立工芸館のコレクションと日本伝統工芸展
講師  唐澤昌宏 氏(国立工芸館長)
日時  10月25日(日)午後1時30分~
会場  美術館ホール(聴講無料)
お問合せ先:日本伝統工芸展金沢展実行委員会事務局(県文化財課内) TEL 076-225-1841

※事前申込制(メール、FAXのみ)
氏名(よみがな)、住所、電話番号、メールアドレス(もしくはFAX番号)を記載の上、メール(bunkazai@pref.ishikawa.lg.jp)またはFAX(076-225-1843)でご応募ください。
(申込締切:10月18日(日))
申込多数の場合、抽選いたします。結果はメールまたはFAXにてお知らせいたします。

会場当番
10月23日(金)    陶芸部門
10月24日(土) 染織部門
10月25日(日) 漆芸部門(10~13時)
10月26日(月) 木竹工部門
10月27日(火) 金工部門
10月28日(水) 陶芸部門
10月29日(木) 漆芸部門
10月30日(金) 染織部門
10月31日(土) 金工・人形部門
11月  1日(日) 陶芸部門
11月  2日(月) 木竹工部門
11月  3日(火・祝) 漆芸部門

※10~16時に各部門の作家が常駐します。お気軽にお訊ねください。

開催日時

2020年10月23日(金) ― 2020年11月3日(火)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休
最終日は17時閉室。

会場

第7展示室、第8展示室、第9展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下
個人 700円 400円 無料
団体 600円 300円 無料

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

関連団体・企業
主催 石川県教育委員会、日本放送協会金沢放送局、朝日新聞社、北國新聞社、公益財団法人 日本工芸会
後援 富山県教育委員会、福井県教育委員会

作品紹介

須藤靖典《乾漆平文蒔絵漆箱「氷壁」》日本工芸会総裁賞
須藤靖典《乾漆平文蒔絵漆箱「氷壁」》日本工芸会総裁賞すとうやすのり かんしつひょうもんまきえうるしばこ「ひょうへき」
桑山弥宏《神代杉彩線木象嵌十二角箱》高松宮記念賞
桑山弥宏《神代杉彩線木象嵌十二角箱》高松宮記念賞くわやまやすひろ じんだいすぎさいせんもくぞうがんじゅうにかくばこ
松枝哲哉《久留米絣着物「光芒」》文部科学大臣賞
松枝哲哉《久留米絣着物「光芒」》文部科学大臣賞まつえだてつや くるめかすりきもの「こうぼう」
中田博士《真珠光彩壺》東京都知事賞
中田博士《真珠光彩壺》東京都知事賞なかだひろし しんじゅこうさいつぼ
人見祥永《紙胎皺矢羽根文箱》NHK会長賞
人見祥永《紙胎皺矢羽根文箱》NHK会長賞ひとみしょうえい したいしぼやばねもんはこ
木村芳郎《碧釉漣文器》朝日新聞社賞
木村芳郎《碧釉漣文器》朝日新聞社賞きむらよしろう へきゆうれんもんき
玉井智昭《欅造合子》日本工芸会会長賞
玉井智昭《欅造合子》日本工芸会会長賞たまいともあき けやきづくりごうす
松原伸生《長板中形麻地着尺「蒲縞萩文」》日本工芸会保持者賞
松原伸生《長板中形麻地着尺「蒲縞萩文」》日本工芸会保持者賞まつばらのぶお ながいたちゅうがたあさじきじゃく「がましまはぎもん」
村上浩堂《象嵌花器「連樹」》日本工芸会奨励賞
村上浩堂《象嵌花器「連樹」》日本工芸会奨励賞むらかみこうどう ぞうがんかき「れんじゅ」

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