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予告 展覧会

前田育徳会尊經閣文庫分館 加賀藩の美術工芸Ⅰ 特別陳列 2020年10月23日(金) ― 2020年11月15日(日)

概要

 前田育徳会尊經閣文庫分館にて開催する特別陳列「加賀藩の美術工芸Ⅰ」では、国宝《宝積経要品》(ほうしゃくきょうようほん)を紹介します。
 《宝積経要品》とは、室町幕府初代将軍足利尊氏と弟の直義、夢窓疎石による写経で、直義によって高野山金剛三昧院に奉納されました。「大宝積経」という経典から重要な部分を抜粋したもので、後醍醐天皇の菩提を弔うために天龍寺が建立されたことに関わると指摘されています。跋文には、末世に生きる自らと大衆のために利生塔を造塔すること、大乗経典である「宝積経」の説く釈迦の教えを理解し、菩提心をも持つ旨が記されています。
 そして紙背(しはい)には、「南無釈迦仏全身舎利」の一字を冠とした和歌が写されました。詠むのは尊氏・直義をはじめとした二十数名で、これらの人々に良縁を結ばんと祈願されたのです。冒頭は尊氏による「なにはづの みぎハの波も のどかにて いまハ春へと 霞たつなり」に始まり、続いて直義の「むろのうちに 光ハみちて ともし火の おのか影こそ 又あまたなれ」が続きます。全部で120首記されますが、尊氏・直義はそれぞれ12首ともっとも多く、「なむさかふつせむしむさり」の12文字すべてを詠んでいます。
 これらの和歌が近世以降知られるようになり、はじめ加賀藩三代藩主前田利常が入手を試みるものの叶わず、元禄5年(1692)、五代綱紀が金剛三昧院の修繕費寄進を申し出たことにより、前田家に入りました。

開催日時

2020年10月23日(金) ― 2020年11月15日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

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