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展覧会/イベントExhibitions/Events

開催中 会期終了まで18日 展覧会

前田育徳会尊經閣文庫分館 加賀藩の美術工芸Ⅱ 特別陳列 2020年11月19日(木) ― 2020年12月20日(日)

概要

 「加賀藩の美術工芸Ⅱ」では、国宝《類聚国史(るいじゅうこくし)》から巻一六五と巻一七七を紹介します。
 《類聚国史》とは、『日本書記』『続日本紀』など奈良平安時代につくられた6つの史書、通称「六国史(りっこくし)」の記事を、編年体(年代順に記すこと)ではなく、内容によって分類編集した書物です。編者は菅原道真で、「神祇(じんぎ)」「帝王」「後宮(こうきゅう)」「人」「歳時」「音楽」など十六部が今日確認されています。
 巻一六五は「瑞祥(ずいしょう)」部の上にあたり、前半には「日」「月」「星」「雲」「雨」「露」「雪」といった天候に関する記載が並びます。太陽のまわりにかさができたこと、太陽の下の雲がまるで龍のようであったことなどと記されており、さまざまな自然現象が、吉祥の前兆として捉えられていたことがわかります。後半には「鶏」「雁」「鷹」「雀」「鷹」などの鳥が、いつどこから献上されたかを記します。古代より鳥類はめでたい献上品として重宝されていたのです。
 巻一七七は「仏道(ぶつどう)」部の四にあたり、「仁王会(にんのうえ)」「御斉会(ごさいえ)」「維摩会(ゆいまえ)」など法会の記述が続きます。さまざまな法会は国家安泰を祈願するうえで、欠かせない行事でした。例えば、数年前から流行り出した疫病に悩む貞観7年(865)2月には、国が衰弊して長いことから、国を護り、民を安心させようと般若経を講ずべく仁王会が催されたと記されています。
前田家は菅原道真を家祖としたことから、道真に係る文書典籍の収集に励みますが、古代の歴史書から治世者が学ぶべき事柄も多かったとうかがえます。

展示作品リスト

開催日時

2020年11月19日(木) ― 2020年12月20日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

前田育徳会尊經閣文庫分館

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

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