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終了 展覧会

書をあじわう 近現代書 2021年1月4日(月) ― 2021年2月7日(日)

概要

 書は作者が紙に向かって一本の筆を持った時、その動きの跡として紙面に残った墨で表された「かたち」と余白の「空間」が生み出されたものです。その時、筆の動きで紙の上をたどり、紙面に残った「かたち」は実画として残っていますが、実画で残る前後の空中をたどる筆の動きは、虚画であり目には見えません。実は書作品の一文字、あるいは、一行、作品全体は、この実画と虚画で成り立っているともいえます。
 書を鑑賞する時、紙に残った「かたち」の実画と、見えない虚画も合わせて捉えることは、今までと違った書の味わいを知ることにつながります。それを知る鑑賞方法を紹介しましょう。まず、少し距離を取って作品全体が見えるくらいの場所に立ってみます。そこから一文字の起筆から終筆へ、あるいは、一文字ごとに、行から行へと「かたち」の実画を指でなぞってみましょう。このように筆の動きの軌跡を丁寧にたどってみると、作者がその作品を書いた時の筆の動きである実画と共に、見えない虚画も知ることができるのです。また、なぞる動きの中で筆の先が紙に対してどのくらい深く埋まるか、紙の上をどのくらいの速度やリズムで進むか、そして筆の先がどんな傾きで紙に対するかと共に、書線の濃淡、潤渇などの違いも体現できることでしょう。
 書線を書かれた順に追っていく鑑賞方法では、作品が生み出された時の作者の息づかいまでも感じることができます。そして鑑賞者が時と場所を超えて作品とつながることができ、そのことは書を味わう醍醐味となることでしょう。

展示作品リスト

開催日時

2021年1月4日(月) ― 2021年2月7日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第6展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

江川碧潭《大無心》
江川碧潭《大無心》えがわへきたん だいむしん

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

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