●常設展示室(第2展示室)
特 集
茶道美術名品展
7月17日(木)〜8月17日(日)
恒例の茶道美術名品展ですが、盛夏の季節に展示する機会はなかったように思われます。茶道は自然との一体感のなかに日々の生活が営まれた日本独自の文化といわれます。利休は夏の茶の湯の心得について、「夏はいかにも涼しきように」と、目や耳で涼やかさを感得するもてなしの心を説いていますが、取り合わせの作品の中に季節感を感じていただくとともに、そこに利休が究めた精神世界を求めることができればと思います。10月には開館20周年記念「畠山記念館名品展−茶道美術を中心に−」を開催しますが、それに先立ち、所蔵品を中心とした茶道美術約50点を展示し、茶の湯の世界に親しんでいただこうと思います。
玉舟宗ばん墨跡 江戸17世紀
「夏雲、奇峯多し」は、陶淵明の『四時詩』の夏の部です。雲の変化に己の心を律する厳しい眼が感じられます。利休は茶室の掛物について、「掛物ほど第一の道具はなし、客亭主ともに茶の湯三昧の一心得道の物也、墨跡を第一とす、その文句の心をうやまひ、筆者道人祖師の徳を賞翫する也」と述べています。また「小座敷の茶の湯は、第一仏法をもって修行得道する事也」(『南方録』)と述べているように、墨跡は侘茶の真髄を示すものです。
○□祇園会図 伝長谷川久蔵 桃山16世紀
祇園祭は京の町に夏を告げる祭りです。千年以上の歴史をもつ八坂神社の祭礼で、古くは祇園御霊会といわれ、平安時代には毎年夏に流行した疫病や飢饉の沈静を祈願した厄払いのお祭りでした。7月17日には豪奢を尽くした山鉾巡行が行われます。この作品は母衣武者行列の場面で、もとは1巻の絵巻に描かれたものが、12幅の掛物に分割され、「信長公拝領利休居士遺具咄斎(印)」の千宗旦の添書があります。祇園囃子とともに祭りに興ずる人々の熱気が伝わってくるようです。
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祇園会図 伝長谷川久蔵
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◆常設展 観覧料
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一般 |
大学生 |
高校生以下 |
| 個人 |
350円
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280円
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無料
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| 団体 |
280円
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220円
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無料
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| 団体(20 名以上) |
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