松原新助マツバラシンスケ

弘化3~明治32:小松に生まれる。若杉安右衛門・川尻嘉平に製陶を学ぶ。素地業と上絵付け業との分離が進むなかで、素地の専門的生産を始める。磁器改良所の設置の際、納富介次郎とともにフランス式石炭窯を創設し、教師として生徒を養成、貿易用の素地を盛んに生産し、松本佐平などに良質の素地を供給した。