天保13年～大正２年 ：京都に生まれる。円山派の中島来章、油絵の高橋由一に学び、円山派の正統な画法を継承しながら、西洋絵画の写実性も取り入れた画風を確立。東京美術学校で円山派の教授として教鞭を執り、帝室技芸員、古社寺保存会委員、日本美術院会員、文展開設以来審査員を歴任するなど画壇の重鎮として幅広く活躍した。門下には、石川に縁の深い山田敬中がいる。