手島右卿テジマユウケイ

明治34-昭和62 :高知県に生まれる。書家。本名南海巍。川谷尚亭、比田井天来に師事。古典を幅広く研究し、その骨法と理を得、新古典主義を確立する。少字数の書を開拓し、書の象徴性を追い、自身の書を「象書」と呼ぶ。昭和27年独立書人団を興す。33年ブリュッセル万国博覧会の近代美術五重年展で最高殊勲金賞受賞。