大島哲以オオシマテツイ

昭和元年愛知県名古屋市生れ。23年中村貞以に師事し、日本美術院展に出品。1960年代は、新制作協会展日本画部(現在の創画会展)に出品。46年文化庁の在外研修員として渡欧。ウィーンの国立応用美術大学で幻想派の画家ヴォルフガング・フッターに学んだ。個展やグループ展で発表する他、ヨーロッパ各地を巡回した展覧会に現代日本画を代表する作家の一人として出品。日本画の枠を越えた展覧会でも活躍した。