市中佑佳イチナカユウケイ

昭和14~令和6(1939~2024):輪島市に生まれる。塗りの技術は輪島塗の老舗である家業の中で習得し、蒔絵は坂本正春に師事する。昭和41年第9回新日展初入選、平成3年第23回改組日展で特選。箱を中心に、立体造形での新しい美意識の覚醒を目指した作品制作を行う。またアクリルなどの異素材の使用にも挑戦していた。