青木木米アオキモクベイ

明和 4~天保4(1767~1833):江戸後期の陶工。通称木屋佐兵衛また八十八、木屋の木と八十八を縮めて木米と称した。27・28歳ころから陶芸を志し、奥田穎川に師事したといわれる。春日山窯に関与した。煎茶道具に優品が多く、種々の食器等も残している。白磁、青磁、染付や赤絵さらに交趾焼の写しなどに巧みであり、しかも独自の作風を示す。