天保7～大正5：現在の加賀市に生まれる。本名幸八。宮本窯の主工飯田屋八郎右衛門に師事し、江沼九谷における赤絵細描の名手と称せられる。廃藩置県で衰退した宮本窯の復興に尽力する。また明治12年、実兄竹内吟秋ともども、九谷陶器会社の設立に参加し、画工部長として事業拡大に専念する。赤絵細描に近代的な文様を工夫する。