木戸孝允キドタカヨシ

天保 4~明治10:長州(現山口県)に生まれる。7歳で桂九郎兵衛家の嗣子となり、通称小五郎と称した。嘉永2年吉田松陰の門弟となり、その後江戸に留学。安政5年以降、安政の大獄後の状況の中で、自藩をはじめ薩摩、水戸、越前諸藩の尊攘派の志士と広く交わり、尊皇攘夷運動に奔走した。明治維新の実現後、政府官僚として太政官に出仕、参与、総裁局顧問などを務める。西南戦争の最中、京都で没した。