久隅守景クスミモリカゲ

江戸時代前期の画家。狩野探幽門下四天王の一人。加賀前田家にも一時身を寄せる。しだいに創造性を失いつつある江戸狩野派を離れて、農民の飾り気のない生活を自由に描くことによって、狩野派にはうかがうことの出来ない新生面を開く。