春屋宗園シュンオクソウエン

享禄 2~慶長16:京都の人。大徳寺第111世住持、南宗寺第3世住持。笑嶺宗訴の法嗣。大徳寺塔頭三玄院と龍光院の開山。千利休・古田織部・小堀遠州などの茶人の参禅者も多く、古渓宗陳と並んで大徳寺の黄金時代を築いた功績は大きい。利休の大徳寺山門増築を推進したことで知られている。また幼年の宗旦を弟子として訓育したことは有名。生涯を通じて茶の湯を深くたしなみ、多くの茶道具を所持していた。