田村敬星タムラケイセイ

昭和24~ (1949~ ):小松市に生まれる。祖父は細字の名人と知られた田村金星に師事しながら、独学で色絵の技法を習得する。第24回日本伝統工芸展初入選、以後入選を重ねる。祖父の毛筆細字技法を受け継ぐとともに、中間色を巧みに生かした幾何文様を主とする作風を築く。日本工芸会正会員。