明治7年~昭和7年:加賀市(旧江沼郡山中町)に生まれる。旭弥三吉に師事。父善吉は漆の名工。拭漆仕上げを創始する。また、毛筋・鱗目・稲穂目などの模様筋に新機軸を開く。のち、創意を重ね広糸目・松毬目・山道筋など新しい筋挽を発案する。内外の博覧会で多くの受賞を重ね、大正6年石川県実業功労者賞を受賞する。