タイトル:かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション-

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かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション- の55ページ目の概要です。

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概要

かねは雄弁に語りき-石川県立美術館の金属コレクション-の作品解説電子ブックです。

撮影:木戸修84き木ど戸おさむ修スパイラル・リング#3Spiral ring #31991(平成3)年ステンレス切断面が三角形となるリングがメビウスの輪のようにねじれながら3周し円弧を描く、ひとつなぎのかたちをもつ。鏡面仕上げに磨かれた表面は周囲の風景を映し、変化に富む造形である。木戸は1980年代以降、螺旋構造そのものへの追究を深め、野外設置にも耐えるステンレスを使用するようになるなど、本作にみられる作風を確立していった。自作のコンピュータプログラムや加工機器で複雑なかたちを作り、何段階ものプロセスを踏んでステンレスの表面を磨き上げて完成させる、複雑かつ緻密な制作過程による作品は革新的である。(AT)55