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コレクション展 優品選 近現代絵画・彫刻 2023年2月11日(土) ― 2023年3月22日(水)

概要

優品選

 厳しい寒さが続く中、待ち遠しい春をテーマにした各分野からの作品をご紹介します。油彩画分野からは、小絲源太郎《春闌》を紹介します。桜や木々を色のマッスとして捉え、穏やかな色彩で京都嵐山の春爛漫の景色を描いた、春の陽光のあたたかさが感じられる作品です。
 版画・素描分野からは、画家であり詩も手がける難波田龍起の水彩画と版画を紹介します。難波田は形や色でも表現する詩人にふさわしく、澄んだ色彩や連続したモチーフで生命感あふれる独自の画風を築きました。難波田が確立した日本的な詩情あふれる抽象表現をご覧ください。
 彫刻分野からは、田中昭《春葩》を紹介します。「葩」とは、花(びら)、はなやか、などの意味です。若い女性の何気ない姿態を無駄のない肉付けで表現した作品で、明るく健康的な雰囲気が感じられます。着衣部分の表現も自然で、作家の高い力量がうかがえます。
 前回の日本画分野は雪を特集し、画家たちの競演ともいえる多彩な雪の表情をご覧いただきました。今回は春を待つ心で描いた雪を紹介しながら、移りゆく風景に春を感じていただきます。曲子光男《春雪》は、ひと冬誰も足を踏み入れることのなかった山間に、春の雪が静かに降り積もる様子です。ほかにも前田青邨《紅白梅》など、日本の洗練された春をご覧ください。

開催日時

2023年2月11日(土) ― 2023年3月22日(水)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第3展示室、第6展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

曲子光男《春雪》
曲子光男《春雪》まげしみつお しゅんせつ

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作品一覧

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